ブログ BLOG

いろんな方向から、少しずつ

こんばんは。
今日も暑かったですね。6月に入り、気持ちも新たに、また一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています☺

今日は、最近読んだ本について書いてみようと思います。

『介護未満の父に起きたこと』

タイトルを見た瞬間に惹かれて、思わず手に取った一冊です。

介護の理想と現実、そしてその間で揺れる家族の気持ちが、とてもリアルに描かれていました。
大切に思っているのに、心も体も追いつかない。そんな介護をする側の孤独や葛藤が伝わってきて、読み終えた後も深く心に残りました。

筆者の方は、起きている問題を一つひとつ整理しながら、計画書を作ったり、マトリクス表を作ったりして、冷静に向き合っていきます。
「今の問題は何なのか」「解決するにはどうしたらいいのか」を考え、実際に行動に移していく姿がとてもわかりやすく、こんなふうに考えられる筆者の方は本当にすごいなと感じました。

特に印象に残ったのは、最後の方に出てくる文章。

「死にたくはないが、死ぬまで自宅で過ごしたいと父は言う。その願いを叶えてあげたいが、叶えるために私の言うことを聞いてくれるとは限らない。どこまでいっても、これは父の人生なのだ。」

本人の希望を叶えてあげたい気持ちと、家族として心配だからこそ口を出したくなる気持ちの間で揺れる気持ちです。本人の気持ちを尊重したい。けれど、家族として世話を焼きたい気持ちもある。
でも、どこまでいってもそれは本人の人生であり、最後に決めるのは本人なのだということが、この本の中で何度も描かれていました。

全体を読んでみてとても深く考えさせられる一冊でした。
介護経験や年齢に関係なく、多くの人の心に届く本だと思います。
誰もがイメージする「介護」の前段階が訪れたとき、自分ならどう向き合うのだろうか。そんなことを考えさせられました。

本当に勉強になりました。

介護・福祉の世界は本当に奥が深く、学んでも学んでも、まだまだ足りないと感じます。
少しでも知識を増やしたくて、新聞を読んだり、ニュースを見たり、同じ業界の方の発信を見たり、本を読んだりしながら、日々いろいろな方向から学んでいます。

尊敬できる方にも出会い、自分が進みたい方向も少しずつ明確になってきました。
その一方で、この業界は生半可な気持ちでは向き合えないという現実も、痛いほど感じています。

以前、前職の上司に言われた
「無駄なことはひとつもない」
という言葉を信じて…

始まったばかりの6月も、1日1日を大切にしながら、学びの多い毎日を過ごしていきたいと思います✨

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございました☺